2011年5月14日日経朝刊1面より。
題名が長くて難し印象をうけるかもしれませんが、要は、僕らのほとんどが使っていると思われる有線のISP(インターネットサービスプロバイダー)と契約しなくても、NTTドコモが新しく提供するサービスであれば、携帯電話を中継器としてインターネットに接続できます、ということです。
概要
日経に書かれていることを簡単に紹介。なお、すべて予定です。
- 携帯電話に中継器の機能を持たせる
- KDDI他も同種のサービスを打ち出す
- NTTドコモは、2012年までに通信速度が現在の約5倍になるLTEを開始
- LTE開始に伴い、LTEは対応中継器機能付きスマートフォンを発売
- LTEは2~3年後に広域で毎秒75Mbps程に高速化
- 今夏は、現行の携帯回線に対応した中継器機能付きスマートフォンを7種類発売、最大5台の端末を接続可能
- 今夏からサービスを使うには、スマートフォンの定額料金(月額5460円)の他、別途月額約5000円の料金が必要
一言で言うなら、テザリングを公式で認めるということです。
ですが、現状では3G回線のままなので、下りは7.2Mbps。月額料金も強気な設定かと思います。
利点としては、わざわざルーターを持たずとも、携帯がルーターにもなるので、持ち物が1つ減る、くらいしか思いつきませんでした。
現状でのワイヤレス接続の最速はWiMAX。WiMAXは接続エリアが都市部に偏っているのが問題ですが、契約期間縛りがなく速く安いので、WiMAXの方が使いやすいきがします。
もちろん、LTEに対応したら使い勝手は格段に上がるでしょう。