PCを動かす電気がまずくなるかも?ということで、2011年6月8日日経新聞朝刊1面より。
原子力発電所は、13ヶ月毎に定期検査をしなければいけないのですが、原発の安全性について地元の理解が得られない状況が続くようで、この状況が続くと来春くらいには国内すべての原発54基が停止するとのことです。
火力発電での大体だと3兆円必要
原子力発電所が全て停止し、火力発電所で代替しようとすると、年間3兆円規模で燃料費が必要になるようです。また電気料金が上がりそうです。加えて、一層節電も求められるでしょう。
原発再運転への課題
なぜ地元自治体の理解が得られないかというと、原発不信もありますが、そもそも新たな安全基準が明確になっていないのと、国の責任で運転の最終判断をする仕組みがないため。
現状だと、原発の再稼働には自治体の決断が必要になっています。
原発を止める止めないの是非は置いておくとして、安全基準と決定権と責任所在を仮でいいので早く決めて欲しいところです。