2011年6月28日の日経朝刊6面の広告に、NECの法人向けパソコンのページがありました。これに載っているノートがの中に、ピークシフトや離席センサ、ECOボタンなどが掲載されていたので興味を持ち、いざウェブにアクセス。そしてたらこれはないわーと思ったのでご紹介。
VersaPro JタイプVDの構成
新聞広告に載っていましたが、いくらなんでも高いのでは?
CPU | Celeron B810 |
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ディスプレイ | 15.6型ワイド(1366×768) |
メモリー | 1GB |
ハードディスク | HDD 250GB |
光学ドライブ | DVD-ROM(読み込みのみ) |
ポート | LAN、USB 3.0(左側面×2)、USB 2.0(右側面×2、背面×1)、外部ディスプレイコネクタ(アナログRGB) ミニD-sub15ピン×1、HDMI出力端子×1、RS-232C D-sub9ピン×1、最高115.2kbps対応/セントロニクス準拠 D-sub 25ピン×1 |
OS | Windows 7 Professional 32bit |
価格:91140円
上記に加えて、1年間パーツ保証に1年目引き取り修理サービスがつき、カスタマイズができます。保証の延長も可能。
NECが言うには、ピークシフトで消費電力が大きい時間帯はバッテリー駆動に切り替え、ECOボタンでワンタッチに省電力設定に切り替え、席を離れると自動で消費電力を抑える、ということが可能だということです。
ほか、80PLUSという認証を受けた電源を使うことで、より電気効率のよいパソコンであるとのこと。詳しくは以下のページを見てください。
以下、ひどいなーと思ったところ。
メモリ1GBでも動くけど
たしかに、Windows 7 システム要件を見ると、メモリ1GBでも動きますが、初期段階で2GBくらい盛ればいいのにと思います。メモリ価格は安いので、けちらずともよいと思いますが、企業の購入担当は「安く」しか頭にないのでしょうがないかもしれません。
離席センサが高すぎ
離席センサがべらぼうに高いです。これはほぼ同じだと思われる離席センサがないタイプVLと比べてみた限り、ですが。
この離席センサだけで、大体4~5万円程度上乗せされているように思います。たしかに長期で見れば安いのかもしれませんが、そのために5万円出すのはどうなのと思うのと同時に、5万あればもう1台PCが買えるという。
以前某大手自動車会社グループのお偉方にあった際に言っていたことが、エコ製品は儲かるということ。本当は自動車に乗っていて楽しい車を作りたいらしいですが、近年のエコブームには嫌気が挿していると言われていました。
エコは大切だと思いますが、これは足元を見過ぎな気がします。