2012年2月10日日経新聞夕刊の5面記事より。ウルトラブックのシェアはこれから拡大し、2015年にはノートパソコンの40%を占めるらしいです。
薄型HDDの量産計画がある模様
ウルトラブックのシェアが拡大する見通しが出ているのは、ウルトラブックに搭載する薄型HDD用モーターの生産拡大がされているとのことからです。
HDD用モーターとしては、日本電産という企業が、世界シェアの8割を持っており、そこがウルトラブックに対応するため、開発・量産計画を立てています。
ウルトラブックには、一般的に起動が速く軽量で壊れにくいSSDが搭載されますが、SSD自体はまだまだ高いというのが現状。SSDを搭載したウルトラブックは、性能にもよりますが10万弱くらいが相場なので、手が出にくいです。
ということで、簡単に値段を下げるには、SSDより安価なHDDがいいという結論には、誰しもたどり着くかと。
ちなみに日本電産が開発している薄型HDD用モーターは、世界最薄の5ミリメートルのHDDに搭載されるようです。世界最薄とか最軽量とか、こういったところはさすが日本企業といったところですかね。